Itsuka 歌詞
いつか - Sano ibuki
詞:Sano ibuki
曲:Sano ibuki
時計の針と落ち葉を攫った風
世界が刻々と色を失くしていく
あの日のまま 君が笑っていた
幻が窓の外
生きているみたいだった
埃かぶった アルバムの中
君の面影が蘇る
いつかの約束を
何億回も繰り返して
巻き戻れと神を呪って
嗚咽を吐いた
寂しくなった部屋に
聲が響き渡って
一人になった僕の耳に
僕の聲だけ殘った
ただ流れた日常に連れ去られ
知らぬ間に花は咲き
それも枯れていた
止めることが出來ない身體は
光 浴びる部屋で
背を向けて隠れていた
暗闇を待つ 瞬きの奧
今でも夢を繰り返す
いつかの約束が
何億回も重なり合って
觸れなきゃ消えて
觸れれば崩れ壊れていった
名前を呼んだ空を
その輪郭に撫でれば
一人になった影が揺れて
意地悪だ 君だった
ずっと ずっと
そばにいてほしいけど
一瞬 そう 一瞬だけでもいいから
君を忘れた世界で今も
君だけ探していた
息をするように褪せゆくから
君を形に殘したいんだ
何処かで
僕の知らない涙を流すとき
帰る場所でありたいんだ
いつかの約束を
何億回も繰り返して
巻き戻らぬ日々で僕は生きている
冷たくなった風に聲が響き渡って
一人になった僕の耳に
君の聲が屆いた
ずっと ずっと
そばにいてほしいけど
一瞬 そう 一瞬だけでもいいから
いつかなんてきっと
葉わないと知っているけど
いつかを願っている