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Sakura Kanon

BURNOUT SYNDROMES2016年3月2日

Sakura Kanon 歌詞

サクラカノン - BURNOUT SYNDROMES (バーンアウトシンドローム)

詞:熊谷和海

曲:熊谷和海

先刻のカノンが

今も耳に痼びり付いている

音色に紛れて微かに

聞こえた君の嗚咽も

教室には笑顔と

黒板埋める言葉の數々

寂しさを誤魔化した

変な顔のフォトグラフ

 

右手の卒業証書は

 

夢への片道チケットで

別れ告げる紙テープ

 

桜吹雪の帰り路を君と行く

 

合わない歩幅を狹めて合わせて

せめて今日だけ同じ速度で

 

「涙零しても良いのよ

こんな日くらい素直に」

 

君の聲遙か先を行くようで

ひとり立ち止まる

 

機に彫られた誰にも

読めない誰かの頭文字

靴音感情のまま響く

 

廊下のリノリウム

 

ふたり想い出を語り合う

 

その美しさを競うように

明日には此処は故郷

 

桜吹雪の帰り路を君と行く

 

空に伸ばす手を花が擦り抜ける

別れの言葉浮かんでは消えた

「去らば蒼い日々よ

エンドロールには君の名前を」

 

似合わない詩は喉元で解れ

溜息に変わった

 

桜吹雪の別れ路で君は言う

 

「またね」って笑顔で

友達のままで

まるで明日も逢えるかのように

「さよならどうか元気で

 

二度と逢うことはないでしょうけど」

 

君の跫がそう言っているようで

僕は振り返る

 

何度も振り返る

 

夕暮れ蒼く染めゆく星空

淡く瞬くその光は

何光年の闇を越え

地球にたった今辿り著いた光

今なら言える「愛している」も

舞い散る初戀の花弁も

今日僕の旅路に降り注ぐ

 

掛け替え無き蒼い光

Sakura Kanon 的評論 (2)

澤

Goddessfyra
Goddessfyra

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