灰色と青 Lyrics
袖丈が覚束無い夏の終わり
明け方の電車に揺られて
思い出した
懐かしいあの風景
たくさんの遠回りを
繰り返して
同じような町並みが
ただ通り過ぎた
窓に僕が写ってる
君は今もあの頃みたいに
いるのだろうか
ひしゃげて曲がった
あの自転車で走り回った
馬鹿馬鹿しい綱渡り
膝に滲んだ血
今はなんだかひどく虚しい
どれだけ背丈が
変わろうとも
変わらない何かが
ありますように
くだらない面影に励まされ
今も歌う今も歌う今も歌う
La la la la la la
La la la la la la
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何もないと
笑える朝日