收聽森山直太朗的Namonakihanano Mukouni Kakkokari歌詞歌曲

Namonakihanano Mukouni Kakkokari

森山直太朗2012年1月1日

Namonakihanano Mukouni Kakkokari 歌詞

名もなき花の向こうに(仮) - 森山直太朗 (Naotaro Moriyama)

詞:森山直太朗·御徒町凧

曲:森山直太朗·御徒町凧

逆にこんなこと言っても

信じないかもしれないけれど

 

例えば世界はもう終わっているんだよ

 

それどころかまだ始まっていないのかもしれない

全てはもう言葉の問題でしかないんだよ

 

十二月の冷たい雨に降られて

 

悴んだ両手を口元に翳し

 

「今年ももう終わっていくのですね」

なんて空々しく君が呟く

 

疲れきった體を壁に抬げて

 

一つずつ一つずつカーテンの柄を數えてる

 

目を閉じると雨に濡れたアスファルトの道を

走るSUZUKIの音が聞こえてくる

 

いつだって僕は壊れそうなものばかり集めて

 

本當の気持ち消し去っていった

 

今日だってそうさ

 

何も知らないようなフリして

 

宿り木にぶらりぶら下がってる

 

もうラブソングは二度と書かないって決めたから

 

しばらく君とも連絡を取っていないよ

 

愛した人とさえも幸せを摑めない僕に

 

明日を夢む元気などないんだよ

 

こうやって僕は傷ついたことにかまけて

 

遠くにいる誰かを見下ろしているんだ

 

今だってほら夜と朝がすれ違う時間に

 

できもしないことばかり考えている

 

今君は僕の知らない世界で

 

僕の知らない気持ちと向き合っているんだろう

 

君の幸せが風の便りによって屆いたら

 

小説にでもしようかなと窺っている

 

時が過ぎてみんな老いさらばえてしまったら

 

この町の景色はどうなっているんだろう

 

風に揺れる名もなき花の向こうに

 

あんなにも凡庸な空が広がっている

 

風に揺れる名もなき花の向こうに

 

あんなにも凡庸な空が広がっている

 

 

おわり