Sadogashima 歌詞
Sadogashima - YAMATO
詞:YAMATO
曲:YAMATO
日本海に勇ましく立ち向かう
俺の故郷佐渡ヶ島よ
猛り逆巻く荒波に打たれて
吹き荒ぶ寒風に煽られても
切り立った島影迫る大佐渡
掛け替えのない父なる故郷よ
島で育った十八歳までの俺は
夢と家族に心委ねたまんま
泥にまみれた暮らしを背負った
親父の背中に憧れていた
がむしゃらな人生を教えてくれた
貫く勇気を刻んでくれた
大ザレの冬空に舞い上がる
波の花が今も瞼に浮かぶ
押出に砕けて飛沫あげる
怒濤の響きが今も耳をつんざく
俺を強く愛してくれた
俺を強く育ててくれた
俺の故郷佐渡ヶ島
日本海に慎ましく橫たわる
俺の故郷佐渡ヶ島よ
無常な歴史の荒波にさらされ
數知れぬ涙を抱き止めても
柔らかな島影続く小佐渡
掛け替えのない母なる故郷よ
島を離れた十八歳からの俺は
夢と挫折が背中合わせたまんま
両津港で手を振り別れた
御袋の姿を追いかけてきた
直向な人生を教えてくれた
耐え抜く覚悟を刻んでくれた
真野灣の海原を染めて沈む
夕日の真赤が今も瞼に滲む
沢崎の巖ゆりを揺らしそよぐ
風の囁きが今も耳を撫でてく
俺を優しく愛してくれた
俺を優しく育ててくれた
俺の故郷佐渡ヶ島
水平線埋め盡くし夜空照らす
漁火の燈が今も瞼に燈る
鬼が舞い激しく亂れ叩く
鬼太鼓の音が今も耳を流れる
俺を惜しみなく愛してくれた
俺を惜しみなく育ててくれた
俺の故郷佐渡ヶ島