Dear The Night I Loved 歌詞
Dear The Night I Loved - 藍月なくる
詞:かぼちゃ
曲:かぼちゃ
「見たわね?
見られたからには 死んでもらう」
美しい月夜に 運のない男ね
私が噂の Vampire Queen
教會の異端審問官に
負わされた傷も
お前の血が癒やすでしょう
急に何よ 綺麗なんて
言われたことがなくて
私を死ぬ前に描きたいって
お前って畫家なの ふーん?
Dear The Night I Loved
私 綺麗なの?
鏡に映らないこの身を
見てみたい
そんな願いがふと過ぎったの
勘違いしないで いつでも殺せるわ
「モデルって
じっとしてなきゃダメ?
くしゃみくらいは
してもいいのよね?
ねぇ 私 変な格好してない?
流行りの服とか
良くわかんないんだけど
お前が買ったこれ
ちゃんと私に
似合ってるんでしょうね?
ん? 寢癖? ダメよ
寢癖は描かなくていいわ
高貴なVampire Queenに寢癖はいらない
何笑ってんのよ」
畫家との日々はまぁ
悪くはなかったわ
そんな自分に戸惑って
完成した絵を見たい でも
完成してほしくない
過ぎ去る日に亂されて
人と怪物だってことを
時々忘れそうで
獨りで これまでも これからも
私は夜を彷徨う
Dear The Night I Loved
私強いの 闇をも従える力で
どうして振りほどけ無いの
觸らないで
勘違いしないで 容易く殺せるわ
「良く描けているが 罪深い絵だ
我々は神の威光を稱える芸術以外
認めていない
モデルとなった吸血鬼の居場所を
答えてもらう」
教會の拷問に遭った
傷だらけのお前を抱く
私を売れば 命くらい助かったはず
勘違いしないで
私はお前を 殺すつもりだった
勘違いさせないで
Dear The Night I Loved
「こんな綺麗じゃない」
お前が遺した絵の中で
柔らに少女が微笑う
これがそうなら
涙で崩れた私は何なの?
Dear The Night I Loved
私強くない
お前が描いたこの感情を
窓から夜明けが照らし 遠く隔て
勘違いじゃなかった
殺せぬ想いだけ 夜へと連れ去るわ