收聽寺尾聰 (Akira Terao)的Niki Monogatari歌詞歌曲

Niki Monogatari

寺尾聰 (Akira Terao)1981年4月5日

Niki Monogatari 歌詞

二季物語 - 寺尾聰

詞:Masako Arikawa

曲:Akira Terao/Spoken Word

凍えた湖

まぶたに銀の木洩れ陽

冬に屆いた手紙を

開けるたびに

あなたが悲しい

グレイの便箋

見知らぬ文字が教える

あなたは二度と

俺を訪ねはしない

眠りの汽車で旅に出た

愛してると繰りかえした俺に

髪をゆらし微笑った

真冬をひとりすごすはずの

ヴィラに

誘えばよかった

水鳥ながめる

もの憂い午後は空白

俺のこころの

靜かな雪は止まず

あなたへ愛を閉じこめる

あなたへ愛を閉じこめる

真夏の波間で

あなたとデッキにまどろむ

舊いラジオの jazzに

この身まかせて

グラスをうけとる

入江のホテルで

泊まり合わせた偶然

過ぎた夏ごとの痛みが

ふとよぎる

今年はあなたが共犯者さ

夏はふたり甘い蜜に溺れ

灼けた肌を重ねる

強い酒をあおるような戀に

めまいさえ憶えて

テラスにもたれて

濡れた背中を目で追う

ふりむくあなたを

光に奪われて

つかのまため息

砂に抱かれ

あなたは何故に

このまま夏を

止めてしまえるならば

すべてを棄てても

 

惜しくないぜ