收聽寺尾聰 (Akira Terao)的二季物語歌詞歌曲

二季物語

寺尾聰 (Akira Terao)2023年12月1日

二季物語 歌詞

二季物語 - 寺尾聰

詞:Masako Arikawa

曲:Akira Terao/Spoken Word

凍えた湖

 

まぶたに銀の木洩れ陽

冬に屆いた手紙を

開けるたびに

あなたが悲しい

 

グレイの便箋

 

見知らぬ文字が教える

 

あなたは二度と

俺を訪ねはしない

眠りの汽車で旅に出た

 

愛してると繰りかえした俺に

髪をゆらし微笑った

 

真冬をひとりすごすはずの

 

ヴィラに

誘えばよかった

 

水鳥ながめる

 

もの憂い午後は空白

 

俺のこころの

靜かな雪は止まず

 

あなたへ愛を閉じこめる

あなたへ愛を閉じこめる

 

真夏の波間で

 

あなたとデッキにまどろむ

舊いラジオの jazzに

この身まかせて

グラスをうけとる

 

入江のホテルで

 

泊まり合わせた偶然

過ぎた夏ごとの痛みが

ふとよぎる

今年はあなたが共犯者さ

夏はふたり甘い蜜に溺れ

 

灼けた肌を重ねる

強い酒をあおるような戀に

めまいさえ憶えて

テラスにもたれて

 

濡れた背中を目で追う

ふりむくあなたを

光に奪われて

つかのまため息

 

砂に抱かれ

 

あなたは何故に

 

このまま夏を

止めてしまえるならば

すべてを棄てても

 

 

惜しくないぜ