收聽槙原敬之的Going Home (2012 Remaster)歌詞歌曲

Going Home (2012 Remaster)

槙原敬之2018年12月5日

Going Home (2012 Remaster) 歌詞

Going Home (2012 Remaster) - 槇原敬之

詞:NORIYUKI MAKIHARA

曲:NORIYUKI MAKIHARA

通りの庭に植えられた

低い梅の木が

遲い秋の夕暮れに

とがった影を落としている

一枚の葉もないこの木が

僕にくれるのは

まだ寒い春に必ず

白い花を付ける確かさ

自分でも氣がつかない

ちいさな苛立ちを積み重ね

くたびれたぼくにキンモクセイが

遠くを見ろと教える

※たまには歸ろうかあの町に

花火もススキも僕より

背が高かったあの町に

心をうずめに歸ろうか※

阪を上りきって振り返ると

沈む夕燒けが

總てを等しく浸していた

時には振り返るのもいい

たばこ屋の古い公眾電話

10円玉が落ちていく音を

氣にされながら勵ます聲

目を見ながら話したくて

たまには歸ろうかあの町に

ツバメも星空も僕より

背が高かったあの町に

心をうずめに歸ろうか

信じますから信じて下さいと

喉元にナイフを突きつけるような

話し方しか人は

出來ないのだろうかと

あきらめる前に

たまには歸ろうかあの町に

花火もススキも僕より

背が高かったあの町に

心をうずめに歸ろうか

 

心をうずめに歸ろうか