少年 歌詞
少年 - wacci (ワッチ)
詞:橋口洋平
曲:橋口洋平
編曲:橫山祐介/因幡始
影が遊歩道に伸びる
ノイズキャンセリング
蟬の聲が消える
刻まれてゆく音 追いかけてく鼓動
抑えこんでた魔法
まばたきを合図に解かれてく
なんだかこのままじゃ
きっと後悔するよな
だけどすべて捨て去る
勇気もないよな
世界は思うよりずっと
広くなさそうで
でもそれは同じ場所にいるからだ
少年の僕らがあの日見てた
情景はどれも色鮮やかな 希望の海
ねえ
幻想ばかりじゃなかったんだと
証明するのは今からでも
遅くはないかな
雨が信號機をぼかす
フォーカスインしてく
胸の奧で鳴らす
B♭の歪み 16分の刻み
止まらない秒針 限られてる命
燃やしてく
なんだか孤獨を嫌って
笑ってばかりいた
僕らこんなものだって
言い聞かせていた
世界の祕密をまるっと
悟ったような顔で
また今日と同じ明日を生きるのか
少年の僕らが見上げていた
憧憬を一つ思い出すのさ 羣青空
ねえ 情熱も夢も衝動もただ
忘れようとしてただけだって
心が叫ぶよ
青春の中じゃ描き切れない
現実の日々を歩き続けて
正直に今を問われた時に
堂々と僕ら誇っていたい
少年の僕らがあの日見てた
情景はどれも色鮮やかな 希望の海
ねえ
幻想ばかりじゃなかったんだと
証明するのは今からでも
遅くはないから