ひかり 歌詞
ひかり - Humbert Humbert (ハンバート ハンバート)
詞:佐藤良成
曲:佐藤良成
練炭ひとつ買ってきて
車の窓目止めして
あと睡眠薬を飲んだら
そうなるはずだったのに
気がついたら生きている
白い天井に蛍光燈
痛くも癢くも寒くもないけど
指ひとつ動かせないのだ
意識はこんなに
ちゃんとしてるのに
しゃべれないし匂いもないのだ
叫ぶ聲や喚く聲
頭の中こだまする
もう死ぬことさえできぬとは
痛くも癢くも寒くもないけど
指ひとつ動かせないのだ
意識はこんなに
ちゃんとしてるのに
しゃべれないし匂いもないのだ
ああ まさかお前
會いにきてくれたのか
目だけではたして伝わるだろうか
ありがとう ほんとありがとう
どうやら
わかってくれたみたいだね
來てくれて本當によかった
手足はすっかり行方知れずだし
管だらけ そりゃ不自由だよ
こんなことでもなきゃ
會えなかった
死ななくて 生きててよかった