Nakushimono 歌詞
高橋優 - なくしもの
作曲:高橋優
作詞:高橋優
必死になって
夢中になって
走ってきたせいで
大事にしてたものを
どっかで失くして
きてしまったよ
部屋の中も
ポケットの中も
掘りおこしたけれど
どこからも出てきては
くれなかった
いつ落としたのかな
誰かに盜られてしまったかな
何かと間違えたまま
自分で捨ててしまったかな
この広い広い
街の中で
振り返ることもまま
ならぬまま
急ぎ足を止めないで
汚れた裾にも
気付くことなく
大雑把に
必要なもん以外
捨てていかなきゃ
もたない社會
本當に大切なことが
たまに訳分かんなく
なっちまうよ
街を行く
あの人たちの探し物は
なんだろう
各々別のものか
それとも同じ一個のものか
必死になって
夢中になって
探してきたあげく
案外それをやめたときに
見付かったりして
本物を求める人
偽物を作ろうとする人
分け合いたい人と
奪い合うことを
止めない人
この広い広い
街の中で
繰り返されていること全部
他人事のように
思えなくて
苦しくなっちまうのは
太陽も月も
他の全部も最初は
一個だったってこと
みんながかたわれだってこと
思い出させる
為なんでしょうか
いつ見付かるかな
みんなはもう
見付けちゃったのかな
そもそも僕らは
何を探し求めて
生きてんだろう
この広い広い
街の中で
振り返ることもまま
ならぬまま
急ぎ足を止めないで
汚れた裾にも
気づくことなく
大雑把に
必要なもん以外
捨てていかなきゃ
もたない社會
本當に大切なものって
一體どんなんだったっけ
大きな期待に
胸躍らせる
それと同じだけ
ガッカリもする
見付けては失くして
大切にしては
投げ捨ててる
太陽も月も
他の全部も巡り巡り
照らし合っている
なくされたもの同士
互いを照らし合って
光ってるんだよ