tokumeikibou 歌詞
匿名希望 - amazarashi (アマザラシ)
詞:秋田ひろむ
曲:秋田ひろむ
バイトに向かう電車の中で
うざい背広どもを睨みつけて
イヤフォンで鳴る割ったmp3
知る人ぞ知る新人インディーズ
皆と同じはださいから
って皆と同じ事をのたまい
何者かになれるはずだった
まだチャンスが來ないだけだった
メンヘラと知って逃げ出したんだ
23回やっただけのあの娘が
置いてったバンドのCDだが
女々しくて
とても聴けたもんじゃない
メジャーに行ったら
ごり押しされて
売れ線になったら用無しだな
入り口のワゴンセールは
まるで商業音楽の墓場
傷つけられたから
傷つけてやった
それなのにイライラは
終わらない終わらない
悩み多き君の日々に平穏を
持たざる者には悪あがきの力を
痛み多き君の明日に光を
僕は君の代弁者じゃない
匿名を希望
やりたい事やり続ける為に
あがき続けて半死半生だ
それでも無気力に生きるよりは
大分ましだって知ってしまった
あいつに才能があるはずない
大した人間であるわけない
そもそもこの世はクズしかいない
同意するがそろそろ進みたい
傷つけられたけど
怒りも湧かないよ
なんて言える程
大人じゃないくだらない
悩み多き君の日々に平穏を
持たざる者には悪あがきの力を
痛み多き君の明日に光を
僕は君の代弁者じゃない
匿名を希望
「ゴミみたいな歌ばかり作って
あいつはもう枯れてしまった」
散々文句ばかり言いやがる
あれはかつての僕自身だった
文句があるならやってみせろよ
自分で自分の首を絞めて
遂には追いつめられた
ステージ際
せめて存在を叫んだ
悩み多き僕の歌に結実を
聲無き聲には抵抗の扇動を
痛み多き僕の過去に終止符を
君の代弁者は君以外にいない
匿名の希望