Dot (GREEN MIND 2009) 歌詞
dot (GREEN MIND 2009) - 秦基博 (はたもとひろ)
詞:秦基博
曲:秦基博
Summer
溶け出してしまいそうな體
I wander
ホントノジブンなんていない
首筋に梅雨の殘響
10tもの水が
頭上にたまる初夏の頃
水の星の悅にひたる
そんな文字どおりの午後
ねぇ話しかけてみたい
僕に何が出來るというの
所詮小さな點じゃない
こぼれそうな空に
聞いたの運命を
My words
誰かに向けたのに
自分に言ってた
In my world
ここにいる意味は
まだ見えない
消えてゆく春の殘像
數えきれぬほどの水滴で
空はまるで宗教畫
なんていびつで
キレイなものだろう
それを「雨」と呼ぶ事にした
子供達は「雨」に踊る
僕はそれを見ている
僕だって
そこにいたんじゃない
水たまりに映る姿を
踏んで壊した
俯瞰する空の目は
僕らのこと
雨粒より小さく映して
それでも僕は言うよ
空に
「僕らは世界になるよ」
もう怖いものなんてない
世界は形を持たないの
僕は小さな點でいい
雨粒もやがて溶けるよ
水の星へ