劇上 歌詞
劇上 - YOASOBI (ヨアソビ)
詞:Ayase
曲:Ayase
編曲:Ayase
製作人:Ayase
踊れ dance 暗闇の中で
踊れ dance 野曬しの舞臺で
「やってらんないな」
「冗談じゃないわ」
叫び出してしまいそうな想いが
誰もがそうだ
僕もそうだ
彷徨い歩けど行き止まり
この街は理想郷か
はたまた夢の墓場となるか
色めき立つ喧騒の
隙間に點るネオン燈
人知れず動き出す舞臺があった
まばらに人と人
閑散としたダンスホール
靜かにただ
主役を待つスポットライト
流れるミュージック
誰もが着込んだ不安ごと
脫ぎ去る夜 幕が上がる
踊る dance 暗闇の中で
きらりゆらりと
星も見えない夜に舞う
そこに寫し見えた影法師
明日を探す僕らのシンボリズム
踊る dance 肌身をあらわに
強かに舞う姿が美しい
やがてこの幕が降りた時
僕らは何者へと帰るのか
もしも世界が 舞臺ならば
これも與えられた役回り?
たとえば拍手喝采
完成された喜劇に身を賭して
指差され笑われる日々は
悲劇なのか
「このままでいいのか いけないのか」
それも全ては自分次第みたいだ
救いのない日々も憂いも
物語の一幕だとしたら
たとえ今が哀れでも無様でも
主役を演じ切る命であれ
踊れ dance 今この劇上で
この身ひとつ
明日も見えない夜に舞え
今は誰も見向きもしない
そんな役回りでも知ったことか
踊れ dance 野曬しの舞臺で
がむしゃらに生きる僕らは美しい
いつかこの幕が降りるまで
この命を演じ続けるのさ
この命を見せつけてやるのさ
今この劇上で
踊れ dance この幕が降りるまで
❤