Amayadori 歌詞
雨やどり - 谷村新司 (たにむら しんじ)
詞:谷村新司
曲:谷村新司
駅前の本屋の前で
君はバスを待って雨やどり
花のようなやさしさは
まるで幼い時のまま
変ってないようにみえたけど
町の噂では葉わぬ
戀をしてたと
君の前をタクシーが
泥をはねて通りすぎる
君は傘を降ろして作り
笑顔でうつむいた
何気ない顔で俺は
君の前をぬけた
バス停のすぐ前の小さな
店で俺はコーヒー
窓際をそっとさけてわざと
奧へと逃げ込んだ
こんな気持ちで時が過ぎ
悔やみ続けるのは
今ででもう沢山
火をつけた煙草さへ
小さくふるえて止まらない
押さえられない胸で
窓の外に目をやれば
あがりかけた雨の中
君はもういない
部屋に帰ってしょんぼり
ひとり聞くビートルズ
ひとり聞くビートルズ