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Nightcycling

BURNOUT SYNDROMES2016年11月29日

Nightcycling 歌詞

ナイトサイクリング - BURNOUT SYNDROMES (バーンアウトシンドローム)

詞:熊谷和海

曲:熊谷和海

深夜零時の呼び出し

 

「流星を観に行こう」

 

君は自転車の後ろを

指差し笑った

 

私は融けてく闇に風に世界に

嵩を増してく

喉に詰めた白紙の戀文

 

苦しくて叫んだ

ヘイマイドライバー飛ばして

 

星の降る夜を自転車

 

壊れるくらい

もっともっと飛ばして

今から君の背に書く文字は

夜の風の所為にしておいて

 

海の香りがしてきた

 

目的地は近い

 

君は阪道登り切り

「交代」って笑った

 

私は漕ぎ出す淡い電燈頼りに

戀路という凸凹道を

少女漫畫みたく上手く雲えない

戀のペーパードライバー

 

飛ばすね

 

星の降る夜を自転車

 

揺れるからほら

もっとギュッと摑んで

 

アイシテルと

5度鳴らすベルは

悪路の振動の所為にしておいて

 

戀だと気付いた瞬間

切れたブレーキ

空回る車輪車體跳ねる

今自転車は阪

駆け下りて止まった

終著點だ

 

海だ

 

星の砂浜を自転車

 

飛び降りて君は走り出した

 

自転車止め後を追う

 

星がまるで合図のように流れた

 

胸一杯に息を吸う

 

名前を呼ぶ君が振り返った

 

どうか笑わないで聞いて

あのね君が好きだよ

 

嗚呼

 

朝焼けの中を自転車

 

壊れるくらいもっと

もっともっと飛ばして

今から君の背に書く文字は

 

先刻の餘熱の所為にしておいて