暁の車 (From 「機動戦士ガンダムSEED」PHASE-24・32・40 挿入歌) 歌詞
稲垣涼子 - 暁の車
作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記
風さそう木陰に
俯せて泣いてる
見も知らぬ私を
私が見ていた
逝く人の調べを
奏でるギターラ
來ぬ人の嘆きに
星は落ちて
行かないで
どんなに叫んでも
オレンジの花びら
靜かに揺れるだけ
やわらかな額に殘された
手のひらの記憶遙か
とこしえの
さよならつま弾く
優しい手にすがる
子供の心を
燃えさかる車輪は
振り払い進む
逝く人の嘆きを
奏でてギターラ
胸の糸激しく
掻き鳴らして
あぁ哀しみに
染まらない白さで
オレンジの花びら
揺れてた夏の影に
やわらかな額を
失くしても
赤く染めた砂遙か
越えて行く
さよならのリズム
想い出を焼き盡くして
進む大地に
懐かしく芽吹いて
行くものがあるの
暁の車を見送って
オレンジの花びら
揺れてる今も何処か
いつか観た安らかな
夜明けを
もう一度手にするまで
消さないで燈火
車輪は廻るよ