放たれる 歌詞
放たれる - Mr.Children
詞:桜井和壽
曲:桜井和壽
閉じ込められてた気持ちが
今靜かに放たれていく
重たく冷たい扉を開けて
微かな光を感じる
あきらめかけたいくつかの
夢 希望 憧れ 幸せ
朝顔が空に伸びるみたいに
その光をたぐり寄せる
右へ左へ 迷いながら
その度に蔓を巻き
陽のあたる場所に登りたい
あなたもそこに來て
もう一度その溫もりに
その優しさに包まれて生きたい
払い落としても
消えない愛が
ひとつあるの
それで強くいられる
あるときはもっと
滅茶苦茶に
自分を傷つけたい
衝動にかられてしまう
誰のせいにも出來ない
不運を目の前に
だけどたった今
分かったのは
誰もが「生きる奇跡」
産まれてきた
ただそれだけで
愛されてる証
カラタチの木の棘のように
あらゆるものに尖り
自分を守った
でも今は恐れることは
何もないと
つよがりじゃなく思える
遙か遠い記憶の中で
あなたは手を広げ
抱きしめてくれた
まるで大きなものに
守られている
そんな安らぎを感じる
今でも
もう二度とその溫もりに
その優しさに
觸れないとしても
いつまでも消えない愛が
ひとつあるの
それで強くなれる
だからもう恐れることは
何もないの
心は空に
今そっと放たれる