Sakura Rabbit 歌詞
サクラウサギ (Sakura Rabbit) - 川崎鷹也 (かわさき たかや)
詞:川崎鷹也
曲:川崎鷹也
編曲:川崎鷹也
Sound produce:川崎鷹也
Keyboards&Strings:musashi
Mix:Oliver
誰も居ない教室の片隅に
置かれたノートに
あなたの名前を書いては消した
ただ気付いて欲しくて
『あなたに會えて良かった』と
あなたの前で言えたなら
私の聲があなたに屆かないのは
臆病で弱蟲なウサギだから
桜の花びらがヒラヒラ舞う中で
コサージュが似合うあなたは
羣がる人に紛れ
涙を浮かべながら笑っている
そんなあなたを
遠くから見ることしかできない
私はサクラウサギ
明日になればこの気持ちは
消えてしまっているのかな
もう二度と
見ることのないあなたの
制服姿が眩しくて
あなたのことを思うほど
私の顔が熱くなる
そんな私に
あなたは気付かないでしょう?
意気地ない泣き蟲なウサギなのに
見ることしか出來なかった
3年の月日は決して
獨りよがりじゃなかったと
思い続けた時間は
気が遠くなるほど長くて
屆いて欲しくて
伝わって欲しくて
想いは溢れてゆく
桜の花びらがヒラヒラ散った頃
あなたに想いを伝えようと
今ある全ての勇気を出して
高鳴る心 脈打つ鼓動
伝えなきゃ私の想い
桜の花びらが風に乗って運ばれて
私とあなたの髪がなびく
伝えたいと思えば思うほど
涙が言葉を遮って震える脣から
こぼれた『ありがとう』
『好き』って言えない
サクラウサギ