default album img

Koiuta

生物股長2016年3月15日

Koiuta 歌詞

戀詩 - いきものがかり (生物股長)

詞:山下穂尊

曲:山下穂尊

絡まった蜘蛛の巣が

あたしを指差して

浮ついた

胸の奧に皮肉を投げる

快楽に溺れし人の涙は

儚き夢の証

彼方に生きる

民にあたしは無力

憂うべき運命に何を祈る

現実に流れし人の涙は

眩しき夢の魂

垣間見た心の中咲く

一輪の花の色は見えぬ

妖艶と麗しき罪の名は

忌々しき愛と共に在りし

夜を越えあたしの夢今開く

胸の中に宿りし戀の詩

一夜の戱れよと淡として

餞の

辭を捧げましょう

切なき胸の內は

一向隠して

今宵の靜寂に吐息は溶ける

甘美な脣に伝う指先

密かに濡れてゆく

さんざめく光の中待つ

罪深き人の影は見えぬ

永遠と唄われし罪の名は

儚き愛のもとに宿し

日々を越えあたしの夢今散らし

胸の中の扉は閉ざしましょう

一夜の戱れにも煌煌と

燃え盛りし愛を冷ましましょう

無造作に絡んだ指を解き今

この胸の熱りは癒えよう

恍惚と喘ぐ聲は空に消え

日溜まりの花と変わるのです

また芽吹くのです

そう生きるのです

やがて時は満ち人は変わるもの

強く儚き愛と生きるもの

つれなき戀路をただ阻むのは

あたしという名の影無雙

夜を越えあたしの夢今開く

胸の中に宿りし戀の詩

一夜の戱れよと淡として

餞の

 

辭を捧げましょう