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Kaatoniago

ウタぴょん2012年4月25日

Kaatoniago 歌詞

 

Kaatoniago - ウタぴょん

詞:いしわたり淳治

曲:渡名喜幸子

編曲:いしわたり淳治/FLiP

澱んだ路地裡石蹴飛ばせば

ぎらっと黒貓振り向く目と目

 

橙の夕暮れ黙って引きずる

重い足元に嫌に伸びた影

 

風つかまえて

夕空ひゅるりと物知り顔した

カラスが見下ろす人のざま

のんべんだらりらっと

だらりらっと

生きたあたしに

悲しい報せ告げるように

いま天から使い舞い降りた

真っ黒いからだ同士通じ合って

祕密のいけない

打ち合わせをするように

夕闇に響く

カアとカアとニャアと

カアとニャアゴ

 

不穏な路地裡迷ってドン突き

行くも戻れぬ地獄一丁目

 

子らの落書き路傍のタンポポ

悪戱に吹く白綿の羽根

 

風ながされて

夕空ふらふら何食わぬ顔で

見知らぬ街まで飛んでけほれ

まんべんなく笑ってなんとなく

生きたあたしを憐れんで

嘲笑うように

黒貓とカラスがニヤニヤ

真っ黒い目で睨んでさよならって

最後に言い殘す言葉を

せがむように不気味に響く

カアとカアとニャアと

カアとニャアゴ

 

黒貓見あげた人のざま

何遍でも迷って行き止まって

生きるあたしを呆れながら

諭すように

黒貓とカラスがニヤニヤ

真っ黒い目で睨んで

馬鹿だねって

最後にやり殘したことは

何だねって

 

問い質してる

カアとカアとニャアと

 

カアとニャアゴ