ささやかな息吹 歌詞
ささやかな息吹 - メガミノウタゲ/kyiku/Flare Rune
詞:Kyiku
曲:Kyiku
この目はただ 君と違って
硝子のように映っていたのは
脆い世界でさ
この手をただ 止めてしまえば
ここに殘ってしまった何かも
思い出なんでしょう
たたんでしまった羽根では
きっと不完全な空で
光も屆かずに
からっぽの聲で叫んで
君の名前も大切だった
やっと覚えたフレーズも
ただ 醒めない夢は
悲しみになってしまうことを
知っていて
ただ あしらわれた背部には
頼りのない希望だけが殘っていた
「もういいよ」なんて遅いよ
消え入りそうな世界で何度も
記憶の片隅でいつも
祈っていたって形も無いけど
心の奧底で 続いてしまった
呼吸が 本當にただ こわくて
その目がもし見えなくなって
輪郭の線もそっとぼやけて
忘れちゃうのに
この手はただ 何を願って
ここに殘ってしまった理由にも
覚えがあってさ
撫でようとした空は
傷口のように広がってくれなくて
いつものように いつもの場所で
一筋の光が照らしてくれるのを
ただ待つ事しか出來なくて
「この聲は聞こえていますか?」
「もういいよ」なんて遅いよ
消え入りそうな世界で何度も
記憶の片隅でいつも
祈っていたって形も無いけど
心の奧底で 続いて
救いの手なんてはなから無いのに
祈る唄が空を描いた
誰かが笑う聲がするから
「続けてもいいかな?」
たたんでしまった羽根でも
きっと無際限な空だって
行ける気がしたから