收聽THE BINARY的花に雨を、君に歌を歌詞歌曲

花に雨を、君に歌を

THE BINARY, ユリイ・カノン2020年6月15日

花に雨を、君に歌を 歌詞

花に雨を、君に歌を - THE BINARY/ユリイ・カノン (YurryCanon)

詞:ユリイ・カノン

曲:ユリイ・カノン

夜明けに眠る日々は

いつからだろう

窓の向こう

深い雨の音と混ざるリズム

傷も過ちも死も夢も今も

この醜い人生も

娯楽と詩にしたんだ

五線譜の上に落とした日々も

書き留めた言葉すらも

棄てたんだよ

だけど違う

こんな景色はまるで

色のない世界だ

ほら花に雨をそして君に歌を

どうかこのまま命が終わるまで

何度 傷を抉って

消えぬ過去を呪って

それで何かが変わる気がしたんだ

音楽で世界を救うなんて

無理だけど

夢に愛に神様になにが救える?

いつだって歌を燈せば

そこに僕がいる

そうだった ただそれだけで

僕は救われていたんだ

生きる殘り時間とか賞味期限とか

明日の予報 白紙の手紙も

どうでもいいや

ノートに書き毆る詞も

いつもそうだ

正しいとかわかりゃしないまま

歌にしたんだ

まどかな月の夜に奏でし言葉と

甲斐無い心臓の鼓動で踊ろう

人らしく生きて然うしてくたばる

それで満たされるの?

ほら花に雨をそして君に歌を

どうかこのまま命が終わるまで

何度 生きてみたって

同じ道を辿って

僕はまだ見ぬ明日に

夢見てしまうんだろう

自分を騙し大人になるなら

一生僕は子供でいい

でも時には歩みを止めて

少し泣いてもいいかな

ほら花に雨をそして君に歌を

どうかこのまま命が終わるまで

何度 傷を抉って

消えぬ過去を呪って

それで何かが変わる気がしたんだ

いま夜に明けをその心に愛を

そうだ

人はそうして生きていくんだ

紡いだ言葉も 奏でる旋律も

何もかも伝えるには足りないよな

音楽で世界を救うなんて

馬鹿みたいな

夢に夢見ていたのは

どこのどいつだ

運命も明日も終わりも

僕らは知らない

もういっそ

壊れるくらい命を奏で唄う

花に雨を君に歌を

 

褪せた夢に僕らの色をつけよう