收聽Kanon Kanon的カレンデュラ レクイエム歌詞歌曲

カレンデュラ レクイエム

Kanon Kanon2010年11月18日

カレンデュラ レクイエム 歌詞

カレンデュラ レクイエム - kanon×kanon

作詞:kanon

作曲:kanon

朝の光を手放した花

注がれない雨を求め

覚めない眠りにつく

誰かをそっと呼ぶ聲

暗の楽園は

噓か夢か

失うのは身體(カラダ)と

自分という心

その対価を差し出し

何を得られるのだろう

この涙で奪える程に

命は脆くて儚くて

全てに訪れる

死を

「恐怖」と嘆くのか

終演を歌う金盞花

靜かに咲き誇る

憎しみも

悲しみも

その根でたくり寄せて

終焉を歌う金盞花

寂しさを潤す

注がれない雨を求めて

覚めない眠りにつく

記憶を裂く哀號

今宵の愛憎

過去と今の

徒波に亂されて

臆する魂

その辿り著く果てに

何が見られるのだろう

この両手で守り切るには

裡切る言葉が多過ぎて

いつぞや

見た愛を信じ

剎那を生き抜きたい

終演を歌う金盞花

靜かに咲き誇る

愛しさも

戀しさも

その葉で包み込んで

終焉を歌う金盞花

寂しさを潤す

注がれない雨を求めて

覚めない眠りにつく

いつか希望も絕望も「無」になる時が來れば

誠の所在に気付くだろう

イキルコトハクルシイ

ソレデモ ココニイタイ

ココロガ キシムオトハ

マダイキテルトイウ ショウコダカラ

例え孤獨になろうとも

終演を歌う金盞花

靜かに咲き誇る

憎しみも

悲しみも

その根でたぐり寄せて

終焉を歌う金盞花

寂しさを潤す

注がれない雨を求めて

覚めない眠りにつく

この花を枯らさぬようにと

抗う大地の糧(かて)を吸い

響く吊いの鎮魂歌

 

乾いた風に溶ける