星を探す瞳が好き
雲の裏に滲んだ月
こぼした大粒の光
夜を晴らせばいい
銀河を渡るように
君の心へ通いたい
百の言葉百の祈り
一つだけ届けたい
そっと そっと
暁に大地芽吹く瞬間が
恋しいの恋しくて
つぶやく会いたい
軋むみたいな寂寥
息をひそめて待つ
君という朝の訪れ
遠い遠い遠過ぎて
生まれたての愛に
怯む幼さ教えたい
宇宙の片隅の祈り
一つだけ捧げたい
暁の仄明かり満ちる頃
暁に大地ひたる瞬間が
冷たい夜のその先
握りしめてたのは
暁の中ただ八文字
そばにいてほしい