Listen to 毒杯スワロウ song with lyrics from 猫又小粥

毒杯スワロウ

猫又小粥6 Sep 2022

毒杯スワロウ Lyrics

猫又おかゆ-毒杯スワロウ

作词:NanahoshiKangengakudan

作曲:岩見 陸

誂えた業に乗せ

ひっそりり爪わ研いでいる

煙さえ 我が物に

香り纏わせ お前のように

この身体のどこかに

産まれ持っていたなら

何者にも食せね 毒 毒 毒

如何樣な美味さかと

嗅ぎ回られもしようが

喉から手が出るほど 毒 毒 毒

ああ 斜に斜にと構えていた諸刃の剣

切っ先に立ってじっといられるのなら

望むがいい

スワロウ スワロウ その吻で

淵く患った病を 求め啄ばむ

願うまま棘を 着こなせればと

いからがかる喉を 嗚らす

何食わぬ貌にさえ

こっそり牙を宿 していたい

齧りつき平らげて

吼えてはみてもお前のようには

その腕の何処に

隠し持っていたのか

腸をも溶かせる 毒 毒 毒

悪しざまに噂をと

欹てられもしようが

生唾 滴るほど 毒 毒 毒

ああ 善かれ良かれと

噤んでいた数多の毒杯

最果てに座して 引導を渡せるのなら

零すがいい

スワロウ スワロウ ただ飢えては

甚く毛羽立った優いも 舌で転がす

背負うまま呪いごと 羽擊ければと

指を咥え見ているか?

今日も今日とて

口許に修羅を塗りたくる

スワロウ スワロウ まだ耳无で

昏く泥濘んだ迷いも 束の間の影

思うまま綺麗ごと抱き締めればと

地べたを這う世界が哭き止まぬまま

スワロウ スワロウ その吻で

淵く患った病を求め啄ばむ

願うまま棘を 着こなせればと

 

いがらがかる喉を 鳴らす

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