12月と空

12月と空 - キクチリョウタ (ばずパンだ)

詞：キクチリョウタ

曲：キクチリョウタ

それは街の寢息さえ

聴こえてきそうな夜だった

群れにはぐれだ魚のように

僕は1人浮かんでいた

最後に聴いた言葉も

思い出せない速さで

君は遠くの宇宙へ

船を浮かべ旅に出た

少しだけ霞んだ

12月の空に

堪えきれなかったみたい

涙が落ちた

さよなら1つさえ

まだ言えないままだけど

君がいなくてもほら

笑えるよ歌えるよ

ここで歌っているよ

手紙を出せたらいいな

伝えたいことがあるから

だけどもう

屆かないから

せめて歌にしてみるんだ

少しだけ滲んだ

12月の空に

堪えきれなかったみたい

言葉がこぼれた

最後に1つだけ

伝えられたのなら

君がいたから今

笑えるよ歌えるよ

ここで歌っているよ

さよなら1つさえ

まだ言えないままだけど

君がいなくてもほら

笑えるよ歌えるよ

僕はここにいるよ