僕が持ってるものなら

僕が持ってるものなら - 22/7

詞：秋元康

曲：OzaShin

編曲：野中“まさ”雄一

僕が持ってるものなら

分けてあげられるけど

なぜか君が求めてるものだけ

持ってないんだ

道の上に倒れていた

君のことを助けたかった

どんな宿命に流されて

どこを彷徨って來たのか?

僕の瞳をじっと見て

大きく首を橫に振り

宙を睨みつけ

涙がふいに溢れ出す

僕が持ってるものなら

全部あげたっていい

それで君が泣き止んで

微笑んでくれればいい

僕が持ってるものなら

たった一つのものでも

この世に生まれた命の意味と

交換しよう

どこで雨に打たれたのか?

どこで風に吹かれてたのか?

屋根さえない寒い場所で

誰を恨んでいたのか?

人間は皆 平等だと

神様から聞かされたって

絶望ばかりして

夢は見ないって誓ったんだ

僕が持ってるものなら

全部あげたっていい

それで君が泣き止んで

微笑んでくれればいい

僕が持ってるものなら

たった一つのものでも

この世に生まれた命の意味と

交換しよう

何をすれば人間として

胸を張って生きられるのか?

何度も問いかけてる

やさしさなんて偽善だろう

僕は何を持っていて

何を持ってないのか

それが當たり前だった

しあわせなんかいらない

僕は何を持っていて

何を失ったのだろう

君に何かを與えられるなら

愛しかない

僕が持ってるものなら

分けてあげられるけど

なぜか君が求めてるものだけ

持ってないんだ