收聽yama的天色歌詞歌曲

天色

yama2021年8月30日

天色 歌詞

天色 - yama (ヤマ)

詞:yama/BCNO

曲:BCNO

地面ばかり見て歩いていた僕は

 

上の青さに気付かなくて

 

馬鹿みたいに 馬鹿みたいに

 

闇雲に探していた

 

白線の上に立って

流れる文字を追う

踏み出しそうになる足は

気付けば脆くも崩れて

微かに匂う 君の 君の聲が

風になびいていた

 

溼気た顔をして生きている僕は

 

色の多さに気付けなくて

 

明暗さえも 明暗さえも

 

分からなくなっていた

 

膝をつき座り込んで

流れた水は灰

ピントの合わない視界は

焼きついたように熱くて

久しく見上げた 君の 君の瞳は

滲んだ青だった

 

いつからだろう

辺りを見回す餘裕すら

忘れてしまっていた

 

針のような形をしたまま

僕らは何かになろうとした

優しく笑った君が

手のひらに雪解けを

つつみこんでいた

僕には 僕には

 

それが唯一の救いだった