橫浜灣

橫浜灣 - 千尋 (Chihiro)

詞：千尋

曲：千尋

足に絡まる砂

ばかりを気にして

しかめ顔であたしは

髪抑え海見てた

カモメが飛んでく

羣青のそら

どこでも見れるけれど

少しとまって今は見せて

この海の向こうに

暖かい國がある

ああどうしても行ってみたいけど

やらなきゃならない事があるから

カモメはどうして飛んで行く

昨日の事など忘れたろうか

誰一人仲間も覚えず

凜としたまま汚れて

今年も遠くへ飛んでいく

大きな白い雲が

麥わら帽子こがす

暑い真夏の海

あたしは砂浜で立ちすくす

白い羽があったら

汚さずには飛べないのね

ああ どんなところまで行くの

平和なところに飛んでってね

カモメは羣れなし生きて

ひたすら黙って飛んでく

會話かわすこと知らない

孤獨な白い鳥よ

だって いつでも

進歩望まない生き物

カモメはどうして飛んでく

もう夕日も落ちてしまうわ

いつかは戻って來てね

ずっとここにいるから

あたしが分からない

程に綺麗な姿で