Amenonakano Futari

雨の中の二人 - 五輪真弓

詞：五輪真弓

曲：五輪真弓

そぼ降る小雨の中を

二人はひとつの傘に

濡れないようにと

寄りそい歩くのよ

サンダルはいてる私

裸足の指先には

避けきれない雨

冷たくしみるは

「だからもっと

そばにいてほしいのよ」

と言いたいのだけれど

胸のおくの

愛はなぜか

素直になれないの

私の涙のワケを

あなたは知りたいのね

「幸せすぎる」と

やさしく言うけれど

今は降るこの雨も

いつか止む時が來て

あなたもどこかの

街へと

消えるの

戀に落ちる

ことは

夢を見るほどに

たやすいものなのね

そして誰が

あなたの陰にいようと

おそれない

「だからもっとそばに

いてほしいのよ」

と言いたいのだけれど

胸のおくの

愛はなぜか

素直になれないの