博多駅は雨 歌詞
博多駅は雨 - クボタカイ
詞:クボタカイ
曲:クボタカイ
博多駅は雨
飛沫のような人の羣れ
止まらず傘を抜け走れ
約束の時間過ぎている
時計臺の前
濡れたスニーカー走らせて
止まらず傘を抜け走れ
約束の時間過ぎている
地を突く雨 ガラスの向こう
濡れた袖で僕の肩叩くガール
微かに甘い香りが
悪魔をくすぐるトリガー
「ごめんね」「まあ良いよ」
「ありがとう」
決まってメロンソーダは
バニラフロート
ホイップ付けた脣がチェリー
本屋を出る頃には
治った機嫌が面倒くさいな
「何か付いてるから」
託けて觸れた髪が女の子
頬張る幸せな顔を
長いこと見ていたいな
夏を濡らした通り雨
觸れてみたいの
君の脈を知りたい
プラスティックレイニー
教えてよ 頭がおかしくなりそう
ふとした瞬間
時間を止めてしまうように
振り向くと哀しい顔
プラスティックレイニー
教えてよ 頭がおかしくなりそう
大事な事は知らないまんまで
ただ今日が 過ぎていく
雨降りの二人
折れて開かない傘みたいな
行き場のない戀は捨てちまいな
天気予報の後の佔いを
気にかけてる僕が馬鹿みたいだ
上から僕らに向けて描く線
舌打ちリーマン 笑う女學生
漠然と緩む話も脫線
何遍も同じ話で反省
ダラリとした幸せは
いつかの週末を孕む
舊作レンタル映畫の臺詞が
やけに重なる8番線
ギラリとした牙出せば
エンディングはバッドだなあ
それならいっそ この日を一生
悔やんで生きていくのも
悪くないな
今日が終わる頃には
近付いた距離が恥ずかしいな
「明日また晴れるかな」
どうでも良い話で誤魔化して
赤く染まる頬は
夏が終わる頃熟れた果実だ
夏を揺らした水溜り
手と手の間 伝う 甘い滴
プラスティックレイニー
教えてよ 頭がおかしくなりそう
ふとした瞬間
時間を止めてしまうように
振り向くと哀しい顔
プラスティックレイニー
教えてよ 頭がおかしくなりそう
大事な事は知らないまんまで
ただ今日が 過ぎていく
雨降りの二人
博多駅は雨
飛沫のような人の羣れ
止まらず傘を抜け走れ
約束の時間過ぎている
時計臺の前
濡れたスニーカー走らせて
止まらず傘を抜け走れ
約束の時間過ぎている