收聽若旦那的避雨歌詞歌曲

避雨

若旦那2011年11月2日

避雨 歌詞

雨やどり - 若旦那 (わかだんな)

詞:さだまさし

曲:さだまさし

それはまだ私が

神様を信じなかった頃

 

九月のとある木曜日に

雨が降りまして

こんな日に素敵な

彼が現われないかと

思ったところへ

あなたが雨やどり

 

すいませんねと

笑うあなたの笑顔

とても凜凜しくて

 

前歯から右に四本目に

蟲歯がありまして

しかたがないので

買ったばかりの

スヌーピーのハンカチ

貸してあげたけど

傘の方が良かったかしら

 

でも爽やかさがとても

素敵だったので

 

そこは

苦しい時だけの神だのみ

 

もしも

もしも出來ることでしたれば

あの人に

も一度逢わせて

ちょうだいませませ

 

ところで実に

偶然というのは

恐ろしいもので

 

今年の初詣に

私の晴れ著のスソ

踏んずけて

あっこりゃ

またすいませんねと笑う

口元から蟲歯がキラリン

夢かと思って

ほっぺつねったら痛かった

 

そんな馬鹿げた話は

今まで聞いたことがないと

 

ママも兄貴も死ぬ程に

笑いころげる奴らでして

それでも私が突然口紅など

つけたものだから

おまえ大丈夫かと

おでこに手をあてた

 

本當ならつれて

來てみろというリクエストに

お応えして

 

五月のとある水曜日に

彼を呼びまして

自信たっぷりに紹介したらば

彼の靴下に穴がポカリン

あわてておさえたけど

しっかり見られてた

 

でも爽やかさが

とても素敵だわと

 

うけたので

彼が気をよくして急に

 

もしも

もしも出來ることでしたれば

この人をお嫁さんに

ちょうだいませませ

 

その後私

気を失ってたから

よくわからないけど

目を覚めたらそういう話が

すっかり出來あがっていて

おめでとうって言われて

も一度気を失って

 

気がついたら

 

あなたの腕に雨やどり