收聽大橋卓彌的Syounen To Sora歌詞歌曲

Syounen To Sora

大橋卓彌2008年2月6日

Syounen To Sora 歌詞

少年と空 - 大橋卓彌 (おおはし たくや)

詞:大橋卓彌

曲:大橋卓彌

編曲:大橋卓彌

放課後駆け足で家に帰ると

 

玄関先にランドセルを

投げ捨てて

 

二つ角を曲がった先の

いつもの集合場所にまた走る

 

公園のジャングルジムの前

 

集まるのはいつもの顔ぶれ

 

今日は何が起こるのかなぁ

 

胸弾ませる毎日

 

ああ空は青くて

 

ああ空は高かった

 

誰かが必ずゴムボールを

持っていて

それ一つでまっ暗になるまで

遊べてた

 

手打ち野球がいつもの流れ

そこには僕達だけのルールが

あった

 

學校でこっそりくすねてきた

 

チョークで道路に

歪なコートを書いて

 

チームわけのジャンケンをして

ただひたすら

ボールを追いかけてた

 

あああの頃の僕は

 

ああたいした悩みも

なかったんだろう

 

大人になっていくたびに

何かをきっと手に入れて

大人になっていくたびに

 

何かを失っていく

 

また明日一つ大人に

近づくのならば

 

また何かが

 

なくなっていくのかなぁ

 

また何かを

 

失ってしまうのかなぁ

 

家の裡の細長い下り阪

 

その脇にむき出しの崖があって

 

そこに僕らは寶物を

みんなで持ち寄って

埋める事にした

 

クッキーの空き缶に

詰め込んだ超合金と

100枚の牛乳キャップ

そして僕らは僕たちだけの

寶の地図を作った

 

ああ今ではあの阪道も

 

ああ大きなバイパスが

走っている

 

大人になっていくたびに

何かをきっと奪い取り

大人になっていくたびに

何かを奪われていく

 

また明日一つ大人に

近づくのならば

 

また何かが

 

なくなっていくのかなぁ

 

また何かを

 

奪われてしまうのかなぁ

 

僕はいつから大人に

なったんだろう?

その境界線は

何処だったんだろう?

 

そんなことを今歌ってる

僕はきっと

もう大人なんだろうな

一つ一つ何かが

なくなっていったとしても

決して消えないもの

だってあるんだ

 

幼き日々のあの夢だけは

まだこの胸で輝いてる

 

ああ空は青くて

 

 

ああ空は高いまま