琥珀ト瑠璃ノ輪舞曲 歌詞
琥珀ト瑠璃ノ輪舞曲 - 大須賀純
詞:鬆井洋平
曲:田中俊亮
煤けた硝子玉 淡い月と碧い夜
それだけを映して
時の函に橫たわっていた
優しく觸れた指
轉々捲かれてく
発條の魔法が
壊れていた魂にかかった
暗くくすんでいた世界
色を與えてくれた
嗚呼 旋律は
この朽ちゆく身すら救済う
踴ろう 唯 その意の儘
人形に意思は要らない
黃金の繰糸が紡いでく
お伽話が一つだけの真実
それ以外棄ててしまおう
憧れが染み付いた琥珀も
絶望が染み付いた瑠璃も
下限の三日月の欠けた影の一片を
繕ってくれたから
人の形を纏えたんだ
時計の歯車が
轉々廻り出す
調律師の振るう指揮棒
こそが命の鼓動さ
例え 崩れていく世界
潰えてしまおうとも
嗚呼 構わない
そう 痛みなどない救済
歌おう 唯 欲しいのは
完璧な環を成す輪舞曲
黃金の琴糸が奏でゆく
絢なる調べ たった一つの星
この魂 燃え盡きても
溶けてゆく硝子にも映そう
永遠に消えはしない愛を