鈴蟲を飼う

鈴蟲を飼う - Spitz (スピッツ)

詞：草野正宗

曲：三輪徹也

天使から10個預かって

Ah 預かって

小さなハネちょっとひろがって

Ah ひろがって

膝を抱えながら

色のない窓をながめつつ

もう一度會いたいな

あのときのままの真面目顏

鈴蟲の夜 ゆめうつつの部屋

鈴蟲の夜

一人きりゆめうつつの部屋

前うしろ前 転がった

Ah 転がった

なぜだろうまだ気になった

Ah 気になった

乗り換えする駅で

汚れた便器に腰かがめ

そいつが言うように

見つけた穴から抜け出して

鈴蟲の夜 ゆめうつつの部屋

鈴蟲の夜

一人きりゆめうつつの部屋

油で黒ずんだ 舗道に

へばりついたガムのように

慣らされていく

日々にだらしなく笑う俺もいて

鈴蟲の夜 ゆめうつつの部屋

鈴蟲の夜 のどぼとけ揺れて

鈴蟲の夜 ゆめうつつの部屋

鈴蟲の夜

一人きりゆめうつつの部屋