收聽Omoinotake的夏の幻歌詞歌曲

夏の幻

Omoinotake2020年11月18日

夏の幻 歌詞

作曲 : 藤井憐央

作詞 : 福島智朗

自販機の明かりに照らされた橫顔

もう帰らなきゃって

背伸びした君の

足元 固く結んだコンバース

どうしてか

やけに大人っぽく見えた

いつもの一人の 気怠い帰り道が

見たこともないくらい

輝いて映った

並んで歩いた 湖のほとり

夏の風が撫でた 制汗剤の匂い

想いを伝えた僕に頷いた君は

今にも消えてしまいそうな

蜃気樓みたいで

電話越しの 次はいつ會える

薄暗いこの部屋さえも

眩しくて眠れない

あぁ君が今どうか同じ想いでいて

壊れそうな高鳴りに

蒸し暑い夜が更ける

あぁ 消えないで

空に溶けていく花火のように

この胸を焦がす痛みは

夏の幻じゃないと言って

汗ばんだ 僕の手のひらが君に

気づかれてしまうことが怖くて

握れない左手 宙を舞う願い

微熱のアスファルト

溶けた甘い匂い

畫面に映る たった4文字が

どんな小説よりも心を揺らすんだ

あぁ君が今どうか同じ想いでいて

壊れそうな高鳴りに

蒸し暑い夜が更ける

あぁ 消えないで

空に溶けていく花火のように

この胸を焦がす痛みは

夏の幻じゃないと言って

消えない餘熱に火照る身體

君がくれた感情は喉が乾く

窓の外から吹き抜けた

淡い夜の匂い

この先僕はきっと

この季節が巡る度に思い出す

この夜と焼き付いた戀の想い

あぁ 消えないで

空に溶けていく花火のように

この胸を焦がす痛みは

 

夏の幻じゃないと言って