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Arukagayaki

amazarashi2020年6月7日

Arukagayaki 歌詞

或る輝き (某種光輝) - amazarashi (アマザラシ)

詞:秋田ひろむ

曲:秋田ひろむ

粘着質な夜明け

 

底なし沼と星空の類似

 

観測地點における寒波の去來

 

親不孝通りの吐瀉物の染み

 

捨て缽なエンジン音の個人タクシー

 

殘響と共に襟を立て、立ち去る季節

 

行くも行かざるも虛しいまま

 

湖面に不時着する落葉

 

斷定的な微笑み

 

網膜 拡散 悲しみ 悲しみ

 

或る特定の期限における

爆発的な命の輝き 瞬き

疾走とはつまり燃え落ちる

衞星の輝き 瞬き

肢體がバラバラになっても

痛みが炎と朽ち果てても

存在した 存在した 輝き

 

屈折したエゴが結ぶ実像

 

環狀線、囚われの身の泊地の精神性

 

體育倉庫の堅い地面に裂傷

 

深夜一時にこだまする執行猶予的な笑い聲

 

潰れたガソリンスタンドに橫付けされた侘しさ

 

利他的な憤怒

 

日々、暮れていく感性 相対的な幸福

 

省略された人間性

 

 

病巣 雑音 悲しみ 悲しみ